社会保険労務士の平均年収は行政書士同様、600万円前後と言われています。
但し、社会保険労務士の場合は行政書士に比べ稼ぐことが難しく、働き方によっても
大きな開きが出ます。
というのも、社会保険労務士の場合、顧客となる対象が企業です。(行政書士は、個人・法人)
しかも、人事や総務の仕事を請け負うことになるので、会社の内部情報を知ることになります。
そのため、顧客との信頼関係や事務所の実績がなければ、中々仕事に結びついてきません。
だから、行政書士以上に稼ぐことが難しくなるのです。
また、働き方によっても年収が大幅に変わってきます。
社会保険労務士は、独立開業した社会保険労務士と企業や法律系の事務所に勤める、
勤務社会保険労務士に分かれます。
独立社会保険労務士は、事務所の経営者となり、仕事をすればするだけ自分の収入になります。
一方、勤務社会保険労務士は、あくまでもその企業や業界の一般的な年収になり、
他の会社員よりも突出することできません。
中には、資格手当てを支給してくれる会社がありますが、金額は微々たる額です。
ですので、平均年収600万円といっても実際には上と下の開きが非常に大きくなると思います。
だとしても稼ぎやすさと言う点で行政書士に劣りますが、総合的に見ればその魅力は引けを取りません。
社会保険労務士は、行政書士と違い、就職・転職することができて、全体の約3割は勤務社会保険労務士といわれています。
独立してやっていく自信がない方や年収が多少低くても安定した仕事をしたいという方には
非常に有利です。(独立開業型の資格なので企業によっては、いずれ独立すると警戒されることもある)
また稼ぐのが難しいといっても、それは行政書士と比べてで、年収2000万円クラスも多く
輩出しています。
しかも、仕事上顧問契約を結ぶことが多く、そうなったら行政書士の単発の仕事とは違い、
毎月定期的な収入を確保することも出来るのです。
つまり、一度顧客を獲得すれば長期間に渡って契約できる可能性が高く、稼ぎ続けられる可能性が高くなるともいえます。
ですから、一概に行政書士と社会保険労務士どちらが良いとは言えません。
ですが、年収ということであえて言うとすれば、就職・転職を考えて、将来的に独立して稼ごうと思っているのなら社会保険労務士。
とにかく短期間で稼ごうと思っているのなら、行政書士。といったとこです。 |