一昔前まで、行政書士は簡単とは言いませんが、きちんと勉強さえすれば合格できる試験でした。
ですが、今は違います。
ただ、勉強するだけではなく、出題傾向の分析、教材の質、勉強法、勉強量などを
しっかりしないと合格できる試験ではなくなりました。
具体的に検証するためにまずは、合格率を見てみます。
平成16年 5.33%
平成17年 2.62%
平成18年 4.79%
平成19年 8.64%
平成20年 6.47%
そして、以下が試験科目と合格基準です。
法令等科目:
憲法、行政法、民法、商法 、基礎法学
一般知識:
政治・経済・社会 、情報通信・個人情報保護 、文章理解
合格基準:
合計点300点で合格点が180点以上。
法令等科目:満点244点で合格点が122点以上。
一般知識:満点56点で合格点が24点以上。
以上の3つを全て満たしてれば合格。
ではまず合格率についてですが、一言で言ってしまえば非常に低くなります。
私も多くの試験を経験し見ていますが、合格率が一ケタ台になってしまうと例外なく
難しいし試験です。
次に試験科目と合格基準を見てみると、法令科目、一般知識全て合わせて、7科目にも
及び、しかも全体の合格点だけではなく、それぞれの科目にまで合格点が定められています。
ここまでみると行政書士は非常に難易度が高い試験であるといえます。
しかし、決して合格できない試験ではありません。
それは、法律的な知識がない方にも言えることです。
確かに行政書士の合格率が低いというのは周知の時事です。
ですが、必ずしも合格率=問題の難易度が高いと言うわけではありません。
行政書士で言えば、合格率が低い傾向にあるのは、受験資格がないため、
毎年多くの受験者が集まってしまうからです。
どうしても受験資格がなければ、様々な人が集まってしまい、受験者全体のレベルが下がってしまうのです。
これが、司法試験や司法書士などみんなが難しいと思っている試験は別ですが、
行政書士はそうではありません。
軽い気持ちでとりあえず受験だけでもしてみようという人が多いのが特徴です。
その証拠に受験に申し込んでも実際に受けない方は、数万人近くもいます。
また、試験科目に関しても確かに出題範囲が広いので、かなりの学習量が要求されます。
しかし、それは独学で、出題傾向のポイントも知らないまま勉強してしまうので、余計に学習量が多くなるからです。
これが、通信講座や通学講座を受講すれば、出題されそうなポイントに絞って学習でき、
講義も聞くことができるので、少ない学習量で、早く知識を吸収することが出来ます。
このように例え難しい試験で合ったとしても、合格する方法というのはあるのです。
多くの方は、合格率や試験科目を見ただけで、何も挑戦せず諦めてしまいます。
仮に受験をしたとしても、本気になって勉強をしません。
行政書士は冒頭でもお伝えしたように難しい試験です。
それには変わりありません。
しかし、決して合格できないほどの試験ではないのです。
それは忘れずにいて下さい。 |